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もう紹介してもらえませんよね?
と、突発的に退職した派遣社員から言われました。その方は、職場のお局さんに、意地悪されてしまい、嫌になって出勤できなくなってしまいました。
私も退職の申し出をされた際、事情が事情の為、あえなく了承した次第です。
1つの事実として紹介できる、できないではなく、退職理由を含めて、派遣社員の行動、やり取りは全て記録に残ります。
つまりマイナスの履歴も残るということです。
ブラックリストがあるかどうか会社によって違いはありますが、少なくとも
派遣社員の「評価」・「履歴」は絶対に残ります。
履歴が残るってどういうこと?
例えばクレジットカードを使った時の引き落とし時、皆さんはこんな経験はありませんか。
誤って口座にお金を準備しておらず、引き落としがされず、カード会社から連絡が来た経験など。
本人としては、払うつもりはあったのに、イージーミスで引き落としされない経験は誰にでもあるかと思います。
故意ではないにしても、この場合、支払い履歴としてはマイナスな履歴が残ってしまうのです。
1回だけなら問題ありませんが、2~3年の間に3回、4回、5回と続くと、住宅ローンとかの審査に響いちゃうやつです。これにはある一定の期間で時効はあるみたいですが。
話は反れましたが、、
このような要領で、派遣社員の状況もマイナスな要素は履歴が残ってしまいます。
これに関しては、登録時から登録削除されるまでずっと残るのです。
※会社ごとによって、又は会社のシステムによって違いはあるかと思います。
では実際、どのような場合に本人としてマイナスな履歴が残ってしまうのでしょうか。
とにかく普通が一番
どんな点に気をつければ、マイナスな履歴は残らないのでしょうか?
答えは簡単です。普通に仕事に行き、職場で問題を起こさず、契約期間を満了する。
これにつきます。下記、参考までに。
- 欠勤が多い
- 無断欠勤
- 勤務態度が悪い。(悪態ついたりなど)
- 入社、見学が決まってからの辞退
- 契約途中の退職、蒸発する
- 著しく作業性が悪い
こんなところでしょうか。
特に注意してほしいのは、無断欠勤、連続欠勤、契約途中の退職です。これは派遣会社目線で見た時に、就業先(お客様)からの信用問題になってくる為、営業が最も嫌がる行為であると思います。
ケースバイケースですが。
○○さんがやめた責任は、派遣会社の営業が謝罪をしているのです。
マイナスの履歴があったら、やはり紹介してもらうのは難しく感じますか?
そんなことはありません。マイナスの内容次第ですし、営業次第です。
さすがに就業態度が悪い方は、どこにも紹介するのは難しいかも知れませんが、ご紹介自体はできます。
しかしながら、社内での選考は、派遣会社でできる為、実際にお客様のところにはお連れできないかもしれません。
勤怠不良の方に関しては、お客様次第です。一般的には信じがたいお話かも知れませんが、お客様の中には、どんなに欠勤してもお咎めゼロのところが稀に存在します。
その求人があれば紹介できます。タイミングですね。
抜け道はあるのか?
とは言っても、マイナスな履歴が多い方は、社内の選考で進めることは難しいのが現実です。
なぜなら当たり前ですが、出勤できない方を使いたがるお客様は基本的には存在しません。人が足りないから、派遣の依頼をしているのです。
その状況で来た派遣社員が、欠勤多かったらどうでしょうか、、、
では抜け道はあるのでしょうか。
はい、あります。それは登録を1度抹消してしまうのです。一定期間あけて、再登録すれば、まっさらな状態の履歴に戻ります。
例えば、支店が多い派遣会社などは、どの支店でも登録対応している為、A支店で登録したものを抹消、一定期間たちB支店で登録。実際にこのような方、時々います。
落とし穴としては、マイナスな履歴ある方は、派遣会社からすると、非常に記憶に残り易いため、覚えられていたらあまり意味ないです。
まとめ
結論としては、
ブラックリストの有無は会社によりますが
「評価」・「履歴」は必ず残ります!