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◆試行錯誤の営業職
とにかく「求人依頼を取る」ということ!私、営業なので、スタッフさんの管理もそうですが、これが一番のミッションでございます。
コロナ禍で昨年は、本当に色々ございました。突然の契約終了、採用条件が厳しくなる等、取引先の状況が厳しいものであったことは想像できました。
しかしながら、それでも逆に例年にないご依頼をいただけるお客様もおり、私の会社全体では業績厳しかったですが、個人的にはまずまずの状況でございました。(全国で3番目の成績でした!自慢)
引き続き、厳しい環境の中で、今後、潜在的に人材の需要が見込める業界を見極めていく必要があるとさらに感じており、本日はプチ業界研究を兼ねて綴って参ります。
◆人材派遣業の売上の作り方?
簡単に言えば、派遣社員がやめずに、働き続けてくれたら売上は意地できます。しかし、営業の宿命は、現状維持ではダメなのです。そこからいかにプラスを作っていくかなのです。
この業界で特殊な点は、単純に入社人数を増やして行けば、その分が上乗せになっていかないことです。
私の場合ですが、月平均にならすと、だいたい4~5名の派遣社員が次々にやめていきます。つまり毎月マイナス見込みからのスタートです。プラスを作っていくには、まずマイナス分をカバーする為の入社を作り、やっとスタートラインなのでございます。
(例)現在50人で目標が55人であった場合
✕単純な+5人で達成
○現在50人でも-5人が見えている為、45人からのスタート。実質10人の入社が必要。
さらに突発的にやめる人が出たりする為、非常に数字が読みずらいです。
◆新型コロナウイルスによる業績上方修正データ
東京商工リサーチによると、2020年の上場企業「新型コロナウイルスによる業績上方修正」の調査結果で、売上高や利益を上方修正した上場企業は551社あったと言います。
生活様式の変化で需要が伸びた食品、衛生用品、家電製品など家庭内消費関連の伸びが大きかったみたいです。
Go to キャンペーンの影響があった企業もありましたが、食品スーパーやホームセンターなど、巣ごもり需要が活発だった小売業、テレワーク需要やEC販売の伸長などオンライン関連の業績向上が寄与した情報・通信業も好調だったそうです。
売上高の上方修正額が最も大きかったのは、総合スーパーなどを経営するイオンで、売上高を5,000億円上方修正した。これに、大和ハウス工業 任天堂と続いている。
【売上上方修正額上位】
- イオン
- 大和ハウス工業
- 任天堂
- TDK
- 村田製作所
【利益上方修正額上位】
- 任天堂
- 丸紅
- 村田製作所
- TDK
- 大和ハウス工業
- ニトリ
◆身近な需要について
私が昨年感じた、また実際にご依頼いただいた業種は下記のようでした。
- 食品関係
- 食品容器
- コロナの給付金関係
- コロナの検査関係
- ホームセンター関連 等
食品に関しては、緊急事態宣言後に巣籠もり需要で、食品スーパーが大変忙しかったと聞いておりますが、それに連動して食品工場等で、例年にない依頼をいただけました。
また公務関連では、コロナ関係の業務を行うポジションが緊急で発生し、ご依頼ございました。
マイナビニュースのデータと照らし合わせると、現場で起こっていたことが、そのまま数字にも現れています。上方修正した企業は、巣籠もり需要に連動した企業が多いと感じました。
◆引き続きポイントは「巣籠もり」!
データと実績から今年の営業先は、巣籠もり需要関連にしていきます。コロナワクチンの動向によっては、また世の中の変化があるかと思いますので、注視しつつですね。
それでは、また!最後まで読んでいただきありがとうございました。