先日、担当している派遣社員が怪我で入院してしまい、高額療養費制度についてお問い合わせがありました。
なんでも認定証?が必要とのこと。
なるほど!認定証ですが、、、ん、、、
はい、わかりません。入院したことありませんし、馬鹿なので、体も壊したことありません。
とにかく認定証の申請書があれば良いとのことで、調べて持っていくことにしたのであります。
現在、コロナ禍につき、病院は面会謝絶。
どうやって病院に届けましょうか…。
まぁ成人男性ですから、言葉は知っていました。恥ずかしながら内容までは知らなかった為、その時に得た知識をお伝えできれば幸いです。
目次
◆高額療養費制度とは
1ヶ月間で医療費支払いの限度額を超えた場合、その超えた分が払い戻されるという制度。
◆高額療養費制度の申請方法
自身が加入している健康保険に申請書を提出します。期限は診療を受けた月の翌月の初日から2年間。
【事後申請する方法】
①支払時に医療費の自己負担分3割を支払う。
②加入している健康保険に申請。
③申請が認められれば3ヶ月を目途に限度額を超えた分が払い戻される。
【事前申請する方法】
①「限度額適用認定証」の発行を申請する。
② 申請が認められた後、限度額適用認定証が交付される。
③ 支払時に保険証と限度額適用認定証を提出し、支払いをする。
限度額適用認定証の交付手続きが必要なのは70歳未満の人のみで、70歳以上の人は自動的に支払いが限度額までになります。
※細かい内容な省きましたが、手続きとしては、このような形になります。
事後でも、事前でも金額は変わりませんが、病院窓口でお支払するかしないかの違いがある為、入院が事前に決まってる場合は、事前に自身の健康保険に連絡しといた方が良いです。入院費、ばかになりません。
◆高額医療費貸付制度
高額療養費制度で、払い戻しを受けられる見込み額の8割相当額を無利子で借りることができる制度。
健康保険に申請をすることで、承認後2~3週間で指定の口座に振り込まれます。限度額適用認定証の交付を受けておらず、生活費や医療費の支払いが厳しいという人は利用してみてはどうてしょうか。
◆まとめ
結果的に、面会謝絶でしたが、受付の方にお願いして本人に届けてもらいました。
(振りに対しての、落ちがない。)
本当に、色々トラブルがあると、逆に自分にとって勉強になること多いです。
変なプラス思考ですが、皆さんも入院時には、ご注意ください。
緊急で入院された際は、状況によりますが、すぐに認定証の申請書するべきです。健康保険によってはアナログでネット申請できないので気をつけてください。