目次
人間ってめんどくさい
「パワハラ」、「セクハラ」、「社内いじめ」、
ニュースでたびたび出てくるワードです。
会社内の人間関係の縺れは、どこにでもあり、以前の記事でもあげましたが、離職の上位にくる理由の一つです。
どうしようもない上司、どうしようも部下が奏でる不協和音は、何とも切ない音色。
本日は人との関わり方、特に自身のメンタルコントロールについて書かせていただきます。
私が日々、実践?無意識でしていることですが、参考になればと思います。
優秀な社内営業マン
「あー、また○○さん、ゴマ刷ってるよ。」
以前、在籍していた会社で、あからさまに上司へのアピールをしている人がいました。
彼とは仲良くさせてもらってましたが、私は、そのようなアピールの部分については嫌悪感を抱いていました。私は、
「数字を上げていれば、社内営業なんて関係ない。実力勝負だ。」
などと考えていました。
でも○○さんは、いつもプレゼンの機会をもらったり、異動の希望も通り、本社に栄転してしまいました。
いやー、勝てませんね。。
絡みずらいナンバー1
若い時は、世の中をよく知らず、よく上司に噛みついたりして、痛い目みておりました。
誰でもそうでしょうが、とにかくペコペコするのが、嫌で嫌で。
20代半ばまで、「絡みずらい部下ナンバー1」だった自信があります!
- 周りを頼らない。
- 一人で何でもできると思っている。
- なるべく上司と距離をおく。
- 自分の成果を優先させる。 等
上記に当てはまるものあったら、私みたいになる可能性あるのでご注意ください。
しかしながら、ある点に気づいてから、劇的にストレスフリーで社内の人間関係構築ができるようになりました。
そしてそれに伴い営業成績も、死ぬほど努力しなくても、7割位の力で成果出せるようになりました。
組織力というメリット
サラリーマンの大きなメリットは、組織に属しているということです。
組織に属しているデメリットはもちろんあります。冒頭で話したように、多くの他人が入り乱れており、円滑なコミュニケーションをとれなければ窮屈極まりないです。
上司からの理不尽な扱い、お局さんからの嫌み等、挙げればきりがございません。
「コミュニケーションを駆使して、社内の人間と関わる」
これを実践できれば、サラリーマンとしての強みを出せるわけでございます。
組織に属しているという大きなメリットを活かせるのです。上司との縦の繋がり、または他部署等との横の繋がり。(これは会社の規模にもよりますが。)
私が考えるサラリーマンのメリットは
- 失敗しても、責任者がいる。
- 相談相手が山ほどいる。
- 自分一人で抱えきれないことは、周りに頼れる。
- 役割分担できる。
- 定休日がある。
等です。この最強のプラス思考は、基礎として持っていただきたい思考です。
古くからの言葉で「病は気から」ってありますが、人間って不思議な物で、本当に気の持ちよう1つで、へこんだり、元気になってりします。なぜでしょうか。
「認識」です。ふわふわした状態の物を、こうだ!って認識することで、脳がその事象に対して、肯定的判断を下してしまうのです。
つまり受け取り方、一つでいいようにも悪いようにも捉えられるということです。
そうです。サラリーマンは最高って思ったら勝ちですね!
社内営業ではない、自分の見せ方次第だ
認識のハードルを下げる
「社内営業=マイナスイメージ」って、認識の方が多いかと思いますが、私は、「社内営業=ただの人間関係の構築」って捉えてからストレスフリーになりました。
友達といる時、彼氏彼女といる時、誰しも相手が何を求めてるか、こうしたら喜ぶとか考えてると思います。
シンプルに相手が喜ぶことをしていくのが、一番の近道です。
相手の意識の外から放つパンチ
認識を変えていただきたい最大ポイントは、自分の社内での見られ方です。
まず自分の立ち位置は、自分で線引きが必要です。
簡単には言えば、相手が上司だろうと、先輩だろうと、潜在的に相手から下に見られないように、自分を見せなければいけません。
いつも怒られたり、仕事にいちゃもんつけられる方は、この線引きが自分で出来ていない可能性があります。
ではどうすれば下に見られないのか。
1人とのやり取りを10とした時、7は相手の話を全て受け止めます。残りの3は、自分の意見を遠慮なく濁さずストレートに発信することです。
相手がポカーンってしてしまうぐらい、真っ直ぐ伝えるぐらいが丁度良いです。
例えば、絡みずらい上司やお局に使う場合、普段は素直に言うこと聞いときます。3を出すタイミングで、他の人が頼みずくて言えないようなお願いを、ストレートに伝えたりすると良いと思います。
×~をお願いしていいですか?
○~をお願いします!
みたいな感じです。
これは一例になりますが、相手の意識の外からくるパンチをくり出すってことです。
これがヒットすると、「あ、コイツ結構、面と向かって言ってくるんだ」という意識付けができます。
これを5以上やってしまうとただの変な人に成り下がってしまいますが、あくまでも3割、2割です。
この線引きができた上で、コミュニケーションをとっていくことで、下手に出続けなくていい自分を作り出すことができます。
頼ったっていいじゃないか
人間は承認欲求の塊です。誰かに頼られたり、誰かの役にたったりすることで、自己肯定感が強まり満たされたりします。
人によりますが、頼られると気持ちのどこかで嬉しくなってしまうのです。
私は狙ってやってませんが、とにかくわからないこと、仕事の方向性等、周りに良く相談するようにしています。
やる気がなくてもストイックさを全面に
やる気がないマイナスオーラの人は、誰も救ってあげようとは思いません。
逆にポジティブかつ、目標を高く持ち、夢に向かって突き進む人を応援したくなるものです。
特に上司に対しては、どうやったら昇進できるか、どうやったら給料あがるか、大いに夢を語ってください。
昇進した人間ですから、ストイックな方が多いでしょう。きっと応援してくれるはずです。どうしようもない上記でも。
情報を積極的に与える
営業というと情報を引き出すことに注力しがちですが、社内外とわず、アウトプットが非常に重要です。
社内での話。例えば情報収集していると、自分に役に立たなくても、他部署、同僚に、役立ちそう情報を得る時があります。
これを実際に共有してあげるか、あげないかで後々大きな差に為ります。
私は、積極的に情報を共有した結果、他部署の人から案件を紹介していただき、100名単位の派遣の超大型案件をゲットできました。
言い換えれば、有益な情報をいつもくれる人というイメージを相手に持たせる行為です。
自分に良くしてくれる人には、自分からも良くしてあげたくなりませんか?
まとめ
- ストレスフリーな環境は自分で作っていく。
- 社内営業は、ただのコミュニケーション。
- 苦手な相手には、意識の外からパンチを放て。
- とにかく誰かを頼る。
- 自分からアウトプット。
社内営業は上司に媚を売ることにあらず。自分が働きやすく、組織力を活かして、成果を出すことが本当の社内営業です。
最後に、人間に対して、理想のハードルを上げるとその人、その環境が嫌になることがあると思います。
だったらもともと人に期待しなきゃいいのです。
美味しいって評判のレストランに行って、期待を裏切られるなら、最初から普通って思ってた方が、期待との落差はないですよね。
理想の上司に、理想の同僚はこの世に存在しません。
自己ブランディングで、切り開くしかないです!