まさか1日でやめるとは…。
そんなスタッフは、山ほどいます。山ほどいると困るのですが。
直接雇用でも派遣でも、なかなか続かない方は多くいるのではないでしょうか。
以前の記事「いい会社?悪い会社?」で、退職理由について書きました。
原因は色々あると思いますが、単に職場の環境や上司が理由だけでしょうか?
少し働いてみて、自分には向いてないと感じてしまうケースもあるかと思います。
今回は、自身の仕事の適正に着目してみました。ミスマッチを少しでも防げるようなヒントになれればと思います。
「自身と仕事の」についてぜひ振り返ってみてください。
目次
仕事の適正についての考え方5選
好きなことについて考える
まずは一番考えやすいところから考えていきましょう。
人と話すことが好き、分析したり考えることが好き、マイペースな時間が好き、様々な好きなことがあると思います。
- 人とのコミュニケーション
- データ分析
- 自分のペースでやれること
- 交渉
- チームでできること
- 一人で完結する仕事 等
上記のように、洗い出していくのがよいでしょう。
好きなことを仕事にすることは中々、実現している人は少ないかもしれません。
しかし、自分の本当に好きなことと仕事が一致すると、働く時間がとても楽しいものになります。
また、好きなことを自分で理解していれば、今の仕事の中でも、好きな項目がわかったりして、得意分野として伸ばしていける可能性もあります。
苦手なことについて考える
今度は反対に、自分が好きではないこと、苦手なことを明確にしていきましょう。
- 学生時代の科目
- アルバイトでの仕事
- 普段の生活で苦手なこと
- 今の仕事で嫌なこと 等
どんなことでもいいので、自分が不得意なことを考えてみてください。
自分が不得意と考えていることは、必ずしも周りの評価と一致しないこともあります。もしかしたら、自分が不得意と思っていても、意外と周りからは評価高かったりすることも。
しかし、比較的、適正があるものとは相反することが多いです。苦手なことは、仕事をしていく上で、苦痛に感じてしまうことが多いことから、適正からは除外するべきでしょう。
得意なことについて考える
「好きなこと=得意なこと」とはかぎりませんが、得意なことを仕事にすることで、好きになっていくこともあります。
得意なことを仕事にできれば、ポジティブに仕事に臨めます。そして、そのマインドで仕事をしていくことで、スキルに磨きをかけていけるでしょう。
人生の目的について考える
「仕事=人生」と考えると方もいるかもしれませんが、あくまでも仕事は「生きる手段」です。
- 仕事を通じてどうなりたいか
- どのような生活をしたいのか
- 趣味を充実させたいのか
- 老後はどうしていきたいのか 等
具体的な仕事を考える前に、自分自身がどうなりたいか、「人生の目的」を考えていくと見えてくることがあるはずです。
たしかに人生に占める仕事の時間は大きいかもしれません。仕事そのものが人生の目的になっていませんか?
仕事の適正がわからない人は、仕事が手段ではなく、目的になっている可能性があります。
人生の目的から考えることで、仕事に求めることや、向いてる仕事に必要なことがわかってきます。
自分自身がどうなりたいのかを、素直に考えてみましょう。
職業について調べてみる
私自身、取引先にお邪魔した際、「こんな仕事があったんだ」、「こんな業界があったのか」と未だに、初めてみるものに出会います。
なかなか普通に生活しているだけでは、どんな仕事が世の中にあるのか、把握しきれません。どんな職業が存在するのか調べていくことで、自分に向いてそう、やりたいと思える仕事を探していくことが必要です。
企業名、仕事内容、色々と調べて行く中で、「やってみたい!」、「これならできそうだ!」と思えるものがあったら、自分の適正があるものに巡り会えた可能性が広がります。
まとめ
- 好きなこと
- 苦手なこと
- 得意なこと
- 人生について
- 職業を調べる
今回は、仕事の適正がわからない時の対処について、考え方を中心に記載しました。
自己分析や具体的な仕事探しをする前に、ぜひ1度、自分について考えてみてください。